夏の生地

夏向けの生地見本帳の紹介です。

全てスミスウールンズという英国ブランドの生地コレクションになります。

薄手のウールトロピカル、キッドモヘア混、フレスコ、ソラーロなどなど。

どれも夏らしい生地ですが、ハリとコシがあり、丈夫です。

このブランドはソラーロが特に有名だと思いますが、

その元祖オリジナルソラーロは結構厚手&重いです。(画像左上のカーキ色の生地。

見る角度で色が変わる面白い生地です。)

この厚さは、どちらかというと夏より春秋に活躍しそうですね。

私は自分用に欲しいぐらいこの生地が好きです。


またフレスコについては、high twist、3ply、4ply、モックレノ、と

4種類のクオリティがあります。

その中ではhigh twist が最も軽やかで通気性も高く、

盛夏用のスーツにおすすめいたします。

その他3ply、4ply、モックレノは、織り糸からしてタフであり厚手です。

しかし通気性は十分あります。真冬以外の3シーズンに向いているでしょう。


ウール×キッドモヘアの生地も、混率を変えた様々なクオリティがあり、

シャリ感や光沢感が特徴です。こちらも盛夏向けです。


そしてウールトロピカルについて。

一般的にスーツ生地と言ってまず思い浮かべる生地、それがウールトロピカルでしょう。

ブランドによって硬さや光沢感は変わってきますが、

スミスウールンズのウールトロピカルは、ややハリコシがあり、マットな質感です。

触っただけでタフさを感じられる良質な生地です。

沖縄でしたら年中着られる生地だと思います。


以上、主に夏向けの生地の紹介でした。

ぜひ店頭にてご覧ください。