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仕立ての話

2023.08.02 03:32

見頃芯を据える意味

ジャケットの前見頃と裏地の間には、毛芯(けじん)と呼ばれるウールの芯地が数枚重なって据えられています。見えない部分なのですが、私はこの芯作りをとても重要視しています。今回は、なぜ見頃芯が重要なのか、その理由を書いてみたいと思います。

2023.06.15 14:17

縞スレキについて

昭和初期(戦前)のビンテージスーツを見ると、ジャケットの袖裏やトラウザーズの腰裏に縞(しま)模様の裏地が使われているものが多く見られます。(画像は私が仕立てたものですが)当時は、化学繊維が発達していなかったこともあって、裏地は絹が主流でしたが、絹は摩擦に弱いので、特に摩擦の激しい...

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