春夏 Vitale Barberis Canonico の生地

イタリアビエラ地区のミル(生地の織元)、ヴィターレバルベリスカノニコの

2025年春夏生地の紹介です。


こちらはジャケット用の生地。

スーツ生地に比べて、織りの表情があるものが多くあります。


こちらもジャケット用。

ホップサックと呼ばれるざっくりした織り方が特徴的です。

今季はジャケット生地が多くある印象です。


夏といえばシアサッカー。

畝(うね)の凹凸によってサラッとした感触になっています。


夏といえばモヘア(アンゴラヤギの毛)。

モヘアクアトロというシリーズでウールとモヘアの混合です。

カノニコのモヘアは特にひんやりした感触で気持ち良いです。



こちらはスーパーソニックというシリーズでトラベルスーツ向けの生地。

強撚糸でシワになりにくく、ナチュラルストレッチかつ通気性もある、

ビジネスマンにとって必要な機能を全て兼ね備えた生地と言えます。


こちらは4plyトロピカル。

2本の糸を撚った双糸をさらに2本撚り合わせて織られた、非常にがっしりとした生地です。

ハリコシがあり丈夫、かつ通気性もあります。


これらカノニコの生地、価格帯は国産と英国産の中間ぐらいになります。

(一部英国産と同価格帯のものもあります)